宮田 毅
大阪市出身。小学6年生の時にビートルズと出会い、ロックの世界へ。そもそもハミ出すことが好きなこの少年は、後のパンクムーブメントにやられて人生も踏み外す(?)。アーティストとして、表現者として生きて行きたいと、80年代に東京でバンド活動などをする。しかし、そんな人間も歳を重ねると自分の力量や運などに限界を感じ、なぜか自然回帰したくなり都会を離れる。農業とは何の縁もゆかりもなかった男が、土を耕し、作物を育て、自然の素晴らしさと厳しさを感じながら日々暮らしている。
自然というフィールドで暮らしをアート(表現)する、とええ格好言っているが、現実は厳しい。
"Take It Easy!!" ゆるーく、気軽にやっていこう。
宮田 裕美
宮城県仙台市出身。普通に高校を卒業し、普通の会社員に。
争わず、平穏無事に過ごすことをモットーに、地味な人生を歩んできた。一つ意外だった事と言えば、結婚して関西に移り住んだ事。
東北を離れるなんて!右も左も言葉もわからずうろたえる。大阪で迷子は当たり前の田舎者。更に旦那が「田舎で農業をする」と言い出し、
また田舎者に逆戻り。
田舎に来て良かった事と言えば、念願のニワトリ放し飼い!
セキセイインコとニワトリがいればそれだけで幸せな日々。
いつか「ミヤサイ花鳥園」を作る事が目下の夢。
私たちは農家である前に、
まず「百姓」を目指しています。
百姓というのは、百の仕事をこなしてこそ
百姓と言えるそうです。
ほんの一昔まで、多くの人たちはそうやって
暮らしてきたはずです。
現代はとても便利になりました。
何でも早く、安く。
何でも合理的に、効率的に。
果たして私たちの暮らしや環境、心は
本当に豊かになったのでしょうか。
何か大切なものを失っているような気がします。
自分たちで出来ることはまだまだ僅かですが、
日本の文化や伝統、食知恵、風景、、、
もう一度見つめ直し、少しでも守り、
繋いでいきたい思っています。
自然と向き合って
日本には素晴らしい四季があります。
私たちの暮らす里山も、一年を通して
色んな表情を魅せてくれます。
時に厳しく、時に優しく。
夜、満天の星を見上げると、
私たち人間の存在はとてもちっぽけで、
この大宇宙の中で生かされているのだ、
と感じます。
地球には様々な生き物が共存しています。
植物も、私たちもそうです。
自然のルールに逆らわず、
豊かなこの里山の暮らしから、
力のある美味しい野菜を
作り続けていきたいと思っています。
2013年に京都・福知山の里山に移住し、農業を始めました。
夫婦2人と犬、インコ、チャボ達と暮らす小さな農家です。
農薬、化学肥料は使わず、肥料(有機)も極力抑えて自然の力、生き物の力を信じて野菜や雑穀などを育てています。
種子は可能なものは自家採種して、自分たちの土地に受け継がせています。